辺境遊戯・幻想の冒険者達/©渡来亜輝彦2005
  

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かつて、表情50題というお題に添って書いていたのですが、
全部書ききれなさそうになってきたことなどもありまして、単発番外ということでまとめてみました。
その他、お題でないけど〜というものも混ぜております。

辺境の本編から大分さかのぼる分もいれておりますので、時系列にならべてみました。

太古編 古代編 現代編


◇太古編

いまだ狼人と人がともに暮らしていた平和な時代。
司祭をも越える力を持つ狼人の青年、狐のフォーンアクスは、
自らの力におごり、乱暴になる一方であった。
一番目の司祭、霧の実のグレンヒュールは、彼を辺境から追放し、
人間の世界を旅させた。

そして、前兆は起こり、災厄がやってくる。


◇この時代近辺の小説
 
 咆哮と大雨(号泣)
黒の雑感(期待)
冷たい血潮(ショック)

狐のフォーンアクス
辺境の奥にすむ狼人の青年。司祭を上回る力を持ち、それ故に自らの力におごるようになる。乱暴で暴れるのが好きだが、性格は単純であり、特に悪気があってやっているわけではない。

霧の実のグレンヒュール
司祭全てを統括する一番目の司祭。フォーンアクスを買っており、人一倍かわいがってはいるのだが、その反面彼には厳しい態度でのぞんでもいる。

飾り石のセヴァルト
フォーンアクスの代わりにシールコルスチェーンになった狼人の青年。大人しい性格で、里でも目立たない存在だった。

カラルヴ
都市国家ミィンの若き宰相。名は本名ではないらしい。平和な国の中、ただ一人危機を感じている。その冷徹さから人の評価は様々である。

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◇古代編

人との共存を望む狼人のリーダーザナファルは、都市国家メルシャアドに
定住することを決意した。だが、フェザリア王おさめるギルファレスは、
辺境の森の開拓を決定し、ここに交渉は決裂…。メルシャアド戦争が起こった。
若き宰相レックハルド=ハールシャーは、新国王フェザリアと仲違いし、ある任務を押しつけられる。それは、膠着状態のメルシャアドとの和平交渉であり、彼自身の命を賭したものであった…。


◇この時代近辺の小説
 異国の寵姫(怒り)
 勝利の余韻と暗闇(冷酷)
嫌な上司(意地悪)
 掌中で踊る(苦い)

レックハルド=ハールシャー
大国ギルファレスを背負う宰相であり、古代史最悪の評判を持つ男。伝説では邪神になったとまでされる。国王フェザリアと馬が合わず対立している。口がうまい上に、冷酷さとやり口の汚さで有名だが、逆に彼を信奉する者も多く、軍事力の半分を握っている。

黄炎石のザナファル
メルシャアドに移住した狼人のリーダー。メルシャアド王カルナマクと共に、ギルファレスと戦う。戦い始めると理性が飛ぶタイプらしい。

カルナマク
メルシャアド王。後の世では英雄として信奉されている。大人しいが王としての自覚を備えた凛々しい青年。

メアリーズシェイル
メソリア国の名将サイラス将軍の娘で自らも軍を率いていた。ハールシャーの妻でもあるが彼らの結婚は明確な政略結婚であったといわれている。後世、正義の女神としてまつられる。

フェザリア
ギルファレス国王。先代の王の信頼を受けていたハールシャーとは馬が合わず、彼を疎む。

サライ=マキシーン
当時メルシャアドの客分ながら重要な職務についていた男。ハールシャーを危険だと察知し、彼の行動を牽制する。

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◇現代編

盗賊のレックハルドは、令嬢のマリスに一目惚れし、
そして、足抜けを決意する。借金を踏み倒して逃げる最中、
彼はファルケンと名乗る猟師に助けられるのだが…
※本編開始後だけは時間が細やかですので、時系列順にならんでいません。

◇本編以前
世界を彷徨うファルケンと盗賊として生きるレックハルド。
彼らの過去編になります。

最初の出会い(感動)
 盗賊の街(不満)


◇本編周辺
 昼下がりの贅沢(幸せ)
 さまよい歩く夜には(切ない) ネタバレ
 チーズと建前の間(意地)
涙ぐましく努力(悩む)
 心配性の弟子の苦悩(複雑) ネタバレ
 ヨーグルトのある生活(がっかり)
辺境真昼の決闘(緊迫)
一蓮托生(焦燥)
 わからない(拗ねる)
 サイコロにかける青春(呆れ)
 勝負は一瞬(チャンス)

レックハルド
マリスに一目惚れし、盗賊稼業を足抜けして行商人になった草原出身の青年。冷徹な上、守銭奴な上毒舌家だが、気のいいところもある。

ファルケン
レックハルドを助けた自称・猟師。穏やかかつ引っ込み思案な性格だったが徐々に変わりつつある。辺境から追放された狼人。たまに性格がころっと変わることが?

マリス
ヒュルカの街の富豪の令嬢。一見世間知らずで大人しい感じであるが、実は武芸に心得がある。性格は穏やかで天然ボケ。

ロゥレン
辺境の妖精。意地悪な性格で口が悪い。昔はファルケンをいじめて遊んでいたが、近頃は向こうの方が大人になってしまい不満。マリスに勝手に親友認定されてしまった。

ダルシュ
王国騎士団。暴れるのが好きで騎士に入ったが、平和な時代に退屈している。レックハルドとは生理的に馬が合わず、お互い牽制しあっている。

シェイザス
占い師。ダルシュとは同族であり、幼なじみ。絶世とつくほどの蠱惑的な美貌を持ちながら、その性格はかなりきつい。スキャンダル集めが趣味。



◇???
大商人目指して営業中の黒衣の男、その用心棒兼キャラバンを
任せられている無責任な自称リャンティール。やってくるかどうか分からない「彼ら」の時間。
実はひっそり本編の補足になっていたりもます…。
 自信の裏側(まいったな)ネタバレ
 裏工作(知らなかった) ネタバレ

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©akihiko wataragi