番外編
時代区分でわけています。
太古編
太古編 古代編
現代編
◇太古編
いまだ狼人と人がともに暮らしていた平和な時代。
司祭をも越える力を持つ狼人の青年、狐のフォーンアクスは、
自らの力におごり、乱暴になる一方であった。
一番目の司祭、霧の実のグレンヒュールは、彼を辺境から追放し、
人間の世界を旅させた。
そして、前兆は起こり、災厄がやってくる。
◇この時代近辺の小説
咆哮と大雨
フォーンアクスの辺境追放。
予感と戦慄【1】【2】
はぐれ狼人フォーンアクスと宰相カラルヴ、そしてある一人の少年。
黒の雑感
宰相カラルヴと司祭。
冷たい血潮
カラルヴとフォーンアクスの関係。
◇太古編の主なひとびと
狐のフォーンアクス
辺境の奥にすむ狼人の青年。司祭を上回る力を持ち、それ故に自らの力におごるようになる。乱暴で暴れるのが好きだが、性格は単純であり、特に悪気があってやっているわけではない。
霧の実のグレンヒュール
司祭全てを統括する一番目の司祭。フォーンアクスを買っており、人一倍かわいがってはいるのだが、その反面彼には厳しい態度でのぞんでもいる。
飾り石のセヴァルト
フォーンアクスの代わりにシールコルスチェーンになった狼人の青年。大人しい性格で、里でも目立たない存在だった。
レックハルド=カラルヴ
過疎の都市国家ミィンにて、異例に選ばれた若き宰相。名の意味は黒いレックハルド。平和な国の中、ただ一人危機を感じている。その冷徹さとせこさから人の評価は様々である。最新技術がすき。年齢は二十台半ばから後半。
サライ=マキシーン
貴族の少年で大人しい性格。近頃、官吏の試験に受かったばかりである。
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