戻る  


レギュラーと準レギの人々

時々増えたりするかもしれません。存在自体がネタバレな人もおりますので、なるべくネタバレを避けておりますが、気になる方は、それぞれの話の前にありますキャラ紹介をご利用ください。


---街(?)の人たち

シャー
三白眼がトレードマークの住所不定無職。酒場に来てはいつの間にか、その辺にたまる男達の兄貴分となって舎弟に酒代と食事代をたかる日々を送っている。基本的には、へたれで陽気。
その場の空気に溶け込むのが得意らしい。男達からはなんだかんだで慕われていたり、同情されていたりするが、何故か女の子には壊滅的にもてない。
この作品の主役。主役だけに色々あるのだが、その辺は本編にて。


リーフィ
カタスレニアのとある酒場で働いている酌婦兼踊り子。大変美人であるが、感情をあまり外に出す方でなく、無表情なため、無愛想にもみえるが他意はない。ちょっと世間とズレたところもあり、少し天然ボケ気味。物事に動じない性格で親切なので仲間の女性達からは信頼されている。シャーとはいつの間にか探偵と助手的な立場になってしまい、いつの間にかこの作品のヒロインポジションに落ち着いている。

ゼダ
通称ネズ公。派手な衣装の伊達男。普段は猫をかぶっているが、実際は派手好きで毒舌家の遊び人。女の子にはとことん優しい。しかももてる。シャーとは犬猿の仲に見えるが、本人は、シャーをからかっているだけで、シャーの方が反発している様子。女の子の扱いにも慣れており、シャーと違ってやたら女の子受けがよい。

ジャッキール
流れの傭兵。現在就職活動中。シャー曰く、プライドが高くて黒くて無駄に頑丈なおっさん。その剣術は天才的でシャーを凌駕するほどだが、それゆえに常軌を逸したところがあり、切れてしまうと見境がつかなくなる戦闘狂。しかし、意外なことに普段の彼はおっとりとした常識人である。何気に登場人物中、一、二を争う美形だが、その特性を活かすことはすくない。年齢不詳だが、シャーとは十は違うとのこと。

カッチェラとアティク
シャーの舎弟二人組。皮肉屋のカッチェラとおとなしいアティク。舎弟たちのなかでも、比較的シャーに近しい二人である。


---将軍

ハダート=サダーシュ
銀髪碧眼の将軍。なかなかの二枚目で、普段は優雅に振舞っているが、実は毒舌家で皮肉屋。秘密組織ともつながりがあり、諜報を司ってもいる。ジェアバード=ジートリューとは、仲がよく、何かとつるんで悪さをしている。情報のやりとりに烏を飼っており、溺愛している。

ジェアバード=ジートリュー
赤い髪の軍閥ジートリュー一族の当主。大兵力を持つため彼の影響力は凄いが、本人は政治にまったく興味がなく、あくまで軍人の一人として国につかえている。思い込んだら一直線の猪武者なのだが、実は周りの人間の心情変化を人一倍敏感に察知する繊細さを持ち合わせる。


※ザファルバーンの七部将
 ザファルバーンで有名な七人の将軍のこと。七部将というのは、軍隊を七部の軍団に分けて管理したことから、その七人の長を言う。ただし、均等にわけたわけでなく、もともとの彼らの持っていた兵力をそのまま尊重した場合もある(ジートリューなど)為、その戦力にも権力にも若干の差がある。
七部将は、現在「ラダーナ、ハダート、ジートリュー、アイード、ゼハーヴ、デューアン、カンビュナタス(二代目)」の七人がつとめており、全員がシャルルの王位を支持しており、(多少確執がある人間もいるが) 不満のある中、シャルルが他の勢力を押さえ込めているのは、彼らの軍事力による圧力が大きい。


---王宮

カッファ=アルシール
シャルルのお目付け役で現在の宰相。立場上何かと苦労が多い。仕官当時は王の親衛隊だったらしく、雷オヤジ気質。家族は妻と娘が一人、と、息子が一人だが、彼とは結構複雑な関係。


シャルル=ダ・フール
ザファルバーンの国王。複雑な背景の末に王位につくが、病弱を理由にめったに公式の場に姿を現さない。ちなみに、王としては二代目。やさしく穏やかな人間であるらしいが、その割りには周りに睨みが利いている。内乱前後で人間が変わったという話もある。

レビ=ダミアス
シャルルの義兄。心優しい青年だが、内乱中に行方不明になったとも噂されていた。才能豊かだが、シャルルと同じく病弱な為、あまり表に出てこなかった。

サッピア
先代セジェシス王の妃。第二夫人的な立場。自分の息子を王位につけたいが為、内乱中も暗躍していたが、シャルルが王位につくことで一旦阻止されたものの、いまだに逆転を狙っている。

ハビアス
先代宰相でカッファの師。シャルルのことは嫌いだったらしいが、彼を王位につけた仕掛け人の一人であるらしい。引退した今でも影でかなりの権力を握っている恐ろしい男。

セジェシス
先代王。戦闘中行方不明になったまま現在に至る。やさしい男だったらしいが、それゆえにいろんな禍根を残している。だが、そのカリスマは恐ろしいものがあったようだ。




戻る