登場人物紹介

レックハルド…毒舌家の行商人。頭の切れる青年。

イェーム…覆面の狼人。レックハルドの後を追う。

マリス…令嬢。おっとりして優しい娘。

ロゥレン…妖精。意地悪な性格でよくファルケンに絡む。

ダルシュ…王国騎士団の戦士。気が短い。

シェイザス…美貌の占い師。ダルシュとは旧知の仲。

シャザーン…謎の青年。その目的は不明。

ミメル…妖精。ファルケンを小さい頃に世話したらしい。
　　　　何かとのほほんとしているが…。

ファルケン…自称：猟師。お人よしな大男。
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準レギュラー

レナル…狼人の長(リャンティール)。兄貴肌。

サライ…元隣国のディルハート宰相だった隠者。
　　　　博識だが、性質は多少意地悪。

ギレス…サライに「蛇の王」と呼ばれている洞窟に住まうもの。
　　　　姿は現さず、声だけが響く。洞窟から動けないらしい。

エアギア…二番目の司祭。優しい穏健派。

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用語解説

シェンタール(印)…狼人が持つ名刺代わりの品物。または、名。
　　　　　　　　　妖精に置いては自分の能力や居住地。

メルヤー…狼人が頬に施す化粧。まじない。

スーシャー…司祭とよばれるものたち。狼人と妖精を統括する。

守護輪…狼人が好んで作る数珠繋ぎにした腕輪。

辺境古代語(クーティス)…辺境の言葉。狼人は通常人語で話す。
　　　　　　　　　　　魔術的意味をもつらしい。

邪気…色々なものの負の感情の塊のこと。

妖魔(ヤールンマール)…邪気が凝り固まって意思をもったもの。

リャンティール…リーダーの事。

チューレーン…集団、群れを指す狼人の言葉。

ムーシュエン/マザー…万物の「母」と呼ばれる辺境の聖域の聖樹。